奥深き足場の世界

こんにちは。

工事課の八代です。

isshinハナレプロジェクトの進捗報告です。 前回までの道のり

いよいよ解体工事の開始に伴い、ついに足場が架けられました!

外観がすっぽり覆われたことで、普段見慣れた風景が変わり、新鮮な気持ちです。

 

朝一、沢山の足場の材料を載せたトラックが会社に到着、足場を立てる範囲に必要な材料が広げられ、ものすごい手際の良さで、どんどん職人さんたちが組み立てていきます。

その手際の良さはチームワークの成せる技!

お伺いするといつも3名の職人さんで帯同され、役割が決まっていて動いてみえるんだそうです。役割はその日の朝にじゃんけんで決めるという可愛らしいエピソードまでいただいてしまいました。笑

的確に必要最低限の動きで仕事が進んでいくのは、この日々の連携の賜物なのですね。

一番下の部材を据える時は、水平器を当てて設置されていました。

 

そして私も足場の組み立てを少しだけ体験させてもらいました。

アンチと呼ばれる踏板は、なんと1枚16㎏もあるんだそうです。すごく重くてとてもじゃないが一人で上まで上げられませんでした。そしてなんとこれを頭上まで持ち上げて、固定しないといけないのです。頭の上に落ちると危ないので、ちゃんと金具がひっかかったか確認もしなければいけません。

普段軽々と持って高所を作業されている職人さん、あらためてすごいな~こんなに重いんだあとびっくりしました。

そして当然ですが、何もない空間に組み立てていくので、一歩間違えると落下の危険性といつも隣り合わせです。手摺を支柱に固定していく際、スムーズに入る時はいいのですが、うまく固定されず、かけていた力が空振りして落ちそうになる、ということをこの短い時間の中で私も体験しました。そして常にぐらぐらする足元の中、次々に部材が渡されるため、迅速に組み上げていかなくてはなりません。

 

今回のプロジェクト、女性社員で構成されていることもあり、「自分らしい空間を、その時の生活や身の丈に合った形に自ら考え創造する…」そんなテーマもありながら進んでいます。

しかしこうした工事全編を通して専門業者さんたちプロの技なくしては成り立ちません。

アイデアや想いが、沢山の人の手を借り形になっていく、そんな事を肌で感じた時間でした。

最後に、そんな工事を支える職人さんにやりがいや大変なことを聞いてみました。

大変なところ**

『体力面。これからの寒い季節、雪の中でシート紐を結ぶ時などとても寒い、天候にも左右されること。』

『危険があるところ』

やりがい**

『他の職人さんに「使いやすい」と言ってもらえた時。』

『ゼロからつくりあげるので、完成したものを見るとずっしり感があってやりがいを感じる。特に列がキレイに揃っているのを見ると気持ちがいい。』

『決まったやり方がなく、現場ごとで考えてつくるところ。』

笑顔の素敵なとてもやさしい職人さんたちです。

普段現場でお会いしますが、あらためてお聞きするとひとりひとり信念やこだわりを持ってつくってくださっていることがとてもよくわかります。

また普段目にする作業がいかに大変かもわかりました。

そんな沢山の方たちの力を借り、isshinハナレプロジェクトがんばっていきたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

工事課 八代

 

 

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