皆さんこんにちは。
社長の長谷です。
9月も半ばになろうとしていますが、一向に涼しくなる気配がない今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は新築させていただいております「K様邸」の『動的診断』を行いました。

『動的診断』という言葉、初めて聞かれた方のために簡単に説明いたします。
動的診断の反対語は静的診断で、いわゆる机上の計算です。建築物の構造解析は計算で求められますが、その構造根拠が正しいかどうかを判断するために、当社では動的診断という方法の検証を行います。動的という漢字の通り、動かします。もっと具体的に言いますと建物を揺らして測定します。あるお客様から「揺らしたら建物に不具合が発生するのでは?」と質問がありましたが、建物に負担や被害を与えるようなエネルギーは与えません。敏感な人で「ちょっと振動しているかな?」位のレベルです。でもしっかりデータが取れます。もう少し詳しく言いますと、起震機という機械を2階に上げて、振動を与え、各種センサーで測定しPCで解析します。
当社では、10年以上前から木造2階建ての建物(用途に関わらず)は標準仕様として無条件で測定しております。まずは、耐震の構造が完了したときに測定し、次に制震金物を取付けた後にもう一度と計2回測定します。耐震施工後は耐震計算が正しいかどうかを判断し、制震金物取付後はきちんと制震金物が機能しているかを判断します。
では測定模様をご紹介いたします。
まずは、機器を2階まで上げます。

写真は比較的軽い機器を上げている模様ですが、メインの起震機は約80㎏もある重量物です。
ご覧のように電動ウインチで上げていますが、以前はハシゴの上から下からとロープを使い2人がかりで上げていました。とても危険を感じたため電動ウインチを購入し、楽になりました。

このように多数の機器を用いて測定します。初期の頃はほぼ1日かかりましたが、最近は半日で終了できるようになりました。合計6種類のデータを入手し、PCに保存して、会社に帰って報告書を作成し、最終的にはお客様にお渡しします。
住宅業界の方々から見れば「なんという面倒なことをしているの!」と思われるでしょうが、これは当社の地震対策のこだわりです。なんと言われようが続けてまいります。
この限られた文面では、ほんの少ししか説明できていませんが、ご興味のある方・もっと詳しく説明を聞かれたい方、ぜひお問い合わせください。もっと詳しく説明させていただきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


