皆さん、こんにちは。社長の長谷です。
毎日酷暑日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
昨日8月7日は立秋、暦の上では“秋”に入ったそうですが、秋らしい感じが全くしない今日この頃ですね。
7月25日に無事上棟いたしました、『A様邸』ですが、今日「動的診断」を行いました。
「動的診断」って何?という方のために説明いたしますと、実際に建った建物に「起震機」という機械を設置し、振動を強制的に与え、各所を測定し、弱点が無いかを確認することです。反対用語は「静的診断」いわゆる机上の計算です。当社の住宅は耐震の他に「制震」も行いますが、耐震部材・制震金物も机上の計算でもとめられますが、その計算が正しいかを実際の建物を揺らすことによって検証しています。尚、当社の住宅は全棟標準で耐震+制振+動的診断を行います。(注:平屋建ての場合は動的診断が測定できない場合がありますが、その場合でも制震金物は標準で設置します。)
この「動的診断」を始めて、もう数十軒測定していますが、毎回神経を使います。
さて、今日のA様邸も測定しましたが、少々補正を行いましたが、計算とほぼ同じ結果になりました。今回のA様邸のように計算とほぼ同じ結果が出ることは稀で、たいていは大幅に補正をかけることになります。これも実際に揺らして検証ができるからこそです。
(ご興味がありましたら、当社HPをご覧いただくか、またはお問合せください。)
今日の結果はきちんと報告書を作成して、お客様に提出させていただきます。そして次の工程へと進んで、年末のお引き渡しに向けて作業を重ねていきます。
完成が楽しみです。