住まいの気配とご挨拶

こんにちは。営業課の八代です。

以前のブログ(消えてしまった幻のブログ…)の中で、明治期・大正期に建てられたI様邸での改修工事の様子をお伝えしておりましたが、この度工事が完了いたしました!

Before↓

After↓

角度が違うことと、アフターの方が広角のため、若干画が違いますことをご勘弁ください。
畳が新しく入り、襖の張り替えを行い、柱を入れ、建付け調整を行い、スムーズに開け閉めできるようになりました。

以前は板の間だったところに畳が入ったことで、一気に住まいの気配が出てきました。

建物はそれそのものだけで存在するよりも、人の手が入って、使われてこそ価値を発揮しますね。
そんなことを強く感じた工事でした。

ここでアフター写真を何枚かご紹介です↓

老舗旅館のようですね。年月経た建物は迫力が違います。

そんな年月を感じさせる代物がこちら!

 

 

今回、畳を新設した部屋もあれば、現存のものを補修した部屋もありました。
その畳が新築当時のもので、つまり約100年前の手編みの畳。これには今回お世話になった畳屋さんも「これは貴重なものだよ。状態がいいから補修してぜひ残しましょう」と太鼓判を押してくれました。
その畳の下にひかれていた新聞紙の日付が・・・

明治四十五年二月?三日付となっています。

あらためて古い時代のものなんだな~という感じです。
この新聞紙を敷いた人もまさか100年後の人にブログで話題にされるとは思わなかったでしょうね。

時代は巡り巡りますね。

 

巡るといえば、私八代、まだ少し先になりますが、

この春一新建設株式会社を退職する運びとなりました。

関わっていただいたお客様、協力業者の皆さん、社長をはじめ社員の皆さん、いつもあたたかく接してくださりうれしかったです。すべての出会いが宝物でした。

3年という短い間でしたが、大変お世話になりました。
この経験を胸に、今後も一生懸命生きていきたいと思います。

本当に、感謝しています。
ありがとうございました。

皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

 
*ここまで読んでくださりありがとうございます*
営業課 八代