こんにちは。営業課の八代です。
当社では新築のお客様に床の素材として無垢板のフローリングをおすすめしています。
本物の木ならではのあたたかみや、一つ一つ表情の違う木目は見ていて癒されます。
主に3種類ご用意しておりまして、手前下からナラ、アカシア、カバとなっております。
この最後の「カバ」と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?動物のカバですか?実はカバという木があるのです。
先日のお客様との打合せの中で、「カバって何の種類の木?」という質問が出ました。
私は頭の中に『カバ桜』という言葉が浮かんできたため、とっさに「サクラの種類です。」と言いました。
しかし、何かひっかかるものがありました。
「カバってサクラの一種だったっけ?でも『カバ桜』とよく聞くしなあ…。」
すごくモヤモヤが残ったため、打合せ後調べてみました。
結果・・・!カバはサクラの木ではありません・・!
いわゆる「カバ」とは「ウダイカンバ」の木のことだそうです。
仲間で有名なものに林が綺麗な白樺(シラカバ)があります。
そして何故「カバ桜」と呼ぶかと言うと、木目が桜に似ているから。
しかし、カバとサクラ(このうちサクラでも山桜)ではどちらが希少かというと、山桜の方が材として貴重です。
そのため、古くから山桜の代用品としてカバ材が使われてきたそうです。そのうち通称的に「カバ桜」と呼ばれるようになったのだとか。
そして、カバのことを「バーチ」とも言いますよね。これは主に北米産のことを指しているのだそうです。
左がカバ、右がサクラです。
並べてみると繊細さがよく似ていますね。
ちなみにナラと一言で言いますが、ナラにも「コナラ」と「ミズナラ」とあり、材として使われるのはミズナラの方です。
木材は奥が深いですね。
一新建設ではフローリングだけでなく、木をつかった独自性あふれる事例も沢山施工しております。
興味のある方はぜひお問合せくださいね!
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