なんで?に答える「区域区分」

残暑お見舞い申し上げます。

お盆休みにはどこかに出かけられましたか?

私は4歳の甥っ子と大阪へ日帰り旅行に行ってきました。

新幹線と在来線を乗り継ぎ、大阪に着いた時には甥っ子はテンション最高潮!

窓から景色を眺めながら大声で

「大阪は高いビルがたくさんあるね!田んぼがないね!」

前に座っていたご婦人に笑われてしまいました。

 

さらに、こんな質問が。

 

「なんで岐阜にも田んぼじゃなくてビルを建てないの?」

 

本当にこの年頃の「なんで?」には閉口させられますが、

何とか答えてあげたい叔母心。

 

それはね・・・・

 

 

まず日本の国土は「都市計画区域」と「都市計画区域外」の二つに分けられます。

「都市計画区域」とは、都道府県が指定する自然的・社会的、人口、土地利用、交通量等の現況および推移を勘案して、一体の都市として総合的に整備・開発または保全する必要がある区域の事です。

簡単に言うと、計画的な街づくりをしよう♪というエリア。

そのエリア以外が「都市計画区域外」になります。

「都市計画区域外」とは、人があまり集まっていないからとりあえず置いておこう♪というところ。(つまり田舎)

さらに都市計画区域外の中には「準都市計画区域」というのがあって、

田舎だけど、重要な地域だから制限があるエリア。

イメージとしてはこのようになります。

 

つづく

 

髙木