光と風が透る家 岐阜市F様邸

西側に水路、道路のある静かな住宅街、岐阜市下奈良に建っている。
杉板、白壁をイメージしたツートーンの外観は、「和」のテイストを感じさせる。
片流れ屋根を組み合わせ、シンプルであきのこない外観である。

道路面にウッドデッキを貼ったテラスを設け、外部からの視線を避ける格子のルーバーでプライバシーを確保した。
道路側には一切、窓を設けないで、このテラスから光と風を各部屋に入れている。

内部は3層のスキップフロア形式になっている。
エントランスクロークのある玄関から、この家の中心となるダイニングキッチンに入ると、テラスに面した掃き出し窓から、明るい光が差し込んでくる。
ダイニングは天井高3.5mから勾配のある開放的な空間で、構造の梁を現しにした。

キッチンからは、収納量の多いパントリー、トイレ、水周り、そしてまたダイニングに続くラウンドシステムで、家事動線も動きやすくなっている。

正面には2階に上がる階段と、地階に下りる階段があり、そこは落ち着いたダーク系のフロアを貼ったリビングになる。
このリビングからは、先ほどのテラスと、もう1つのシンボルツリーのある中庭が見える。

階段を上がると、リビング上部の吹き抜けに面した寝室、そしてクローゼットルームがある。
全体に、シナ合板を目透かしに貼った壁が、ナチュラルでやすらげる空間となった。
用途住宅
所在地岐阜県岐阜市
構造木造2階建
竣工2009年2月