自分の造った建物の10年点検

福井です。

最初は専属大工として入社し3~4物件ほど自ら大工として建てました。

その後、現場管理業に移され今に至ります。

その頃の物件が10年点検の時期となり、とある一軒に行ってきました。

山奥の集落に建つ平屋の別荘ですが、オーナー夫妻から温かく迎えられ

「どこにも不満ないし不具合も無い」と開口一番言われ、本当に嬉しかった。

一生懸命した仕事ですし、思い入れも深く、細かく見れば見るほど

当時の苦労した事や、出来上がりに満足して嬉しかった事を思い出します。

本当に良い物を手に入れる事は、今の時代結構難しいのかもしれません。

お値段以上を求める考え自体に違和感を覚えます。

相手を思い・自分に正直に・予算に合った建物

其処には葛藤や妥協もあるでしょう。

お互いが信用で結ばれ知恵と工夫で精一杯の仕事をやり抜く。

そこに満足が生まれるのではないかと思っております。

安物に良い物なし・・・

高い割りに大したこと無し・・・

どちらにも信用が無いから満足と言う感情が生まれないのでしょう。

まずは人と人との信用と言う繋がりから。

私はそう思っております。

 

 

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